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AMAMです。Hiroshimaの西玄関のかたすみで、ものづくりしています。


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ニャンコ

大雨の夜、にゃーと鳴く声が外から聞こえました。

その夜はやむことなく朝まで降り続けました。

朝、ゴミ出しに出ると線路脇の側溝で瀕死の子猫を発見。

ぐったりとして、はじめは死んでると思ったほど。

身体中に虫やナメクジがくっついてました(+o+)


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かろうじて息をしている。

すぐに動物病院へ連れて行き、診察してもらいました。

体温計は表示されない・・・ということは35度以下の低体温。

すぐにお湯につけて体温を上げるように指示。

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1時間半ほどつけると、少しずつ上昇。

すると、眼を開き私をじっと見て
ニャーと鳴くようになりました。

猫用ミルクをスポイトで与えたら
少しだけど飲んでくれました。


朝の様子に比べたら、驚異的な回復力。

その姿に喜ぶ娘たち。

触りたい気持ちを抑え、元気になったら
撫でようね、と話しました。

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一安心して、翌日。

瞼に傷があり、膿んでいたのでまた病院へ。

診察の結果、腹膜に穴が開いていることが判明。



先生曰くあの雨の夜、自転車に跳ねられた後、
側溝に落ちたのではないかと推測。


目薬をもらい、自宅へ戻ると
よこたわったまま、動かなくなりました。

私を見て、蚊の鳴くような小さな声で
一度だけニャーと鳴きました。

それが最後の一声でした。

大きく深呼吸をして、静かに息を引き取りました。

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まるで、寝ているような表情。
たった2日間のことでしたが、この子に出逢えてよかった。



最期まで必死で生きようとする姿に胸を打ちました。
はかなく逝ってしまった小さな命。



死んでしまったことを娘に告げると、二人は悲しみました。

生き物の生と死を真近で見ることができる機会を
与えてもらったのだと思います。

動物は、生きているうちは暖かくて柔らかいけど、
死ぬと、ひんやりして身体が固くなることを教えました。

すると二人から、意外な言葉が返ってきました。
「触ってみたい」と。

遺体に触れた経験はないので、怖がるかと思っていただけに
私は嬉しかった。

数時間経過していたので、柔らかい部分と、固い部分、
優しく触れました。
ほんとは、元気になった仔猫をなでてあげたかった・・・。


泣き虫の私を見て、娘たちも涙。
その夜は3人で泣きました。


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西念寺さんのご厚意で亡骸を預かってもらいました。

寺の裏山に紫陽花がたくさん咲く場所があり、
ニャンコは静かに土に還ります。




この半年、ずっと悩んでることがあります。

でも今回のことで気が付きました。
私の悩みなんて、ちっぽけなことなんだと。

前を向いて歩けと、教えてくれたような気がします。


ニャンコ、ありがとう。
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by Handmade_amam | 2015-06-11 20:44 | モロモロ